本日はみつろうを抽出しました。

実は今年はお伝えしている通り、蜂がほとんどいなくてハチミツの生産が極小でした。しかし多少はハチミツを搾っていたので、その搾りかすからロウ成分を抽出します。

まだ、かなりの絞り切れていない蜜が残っています。

開けた途端ミツバチがやってきます。蜜が残っているのですね。

これだけ蜜が残っているとまだ搾れるような気もするのですが、親父がやってもよいと言っていたのでやっちゃいます。みつろうにもハチミツの成分が解けるので、蜜が残っていたほうがありがたいのです。

鍋に巣と水を入れて火にかけます。十分溶けたら、ざるで濾してバケツに入れます。

ざるでバケツに移したら冷えるのを待ちます。冷えると上にみつろうが固まります。

上のみつろうを取り出します。目の粗いざるなので、まだゴミは残っています。思ったよりも厚く取れました。この状態でも蜂が集まってきていたので、蜜の成分がかなり溶け込んでいると思われます。

まだゴミが多く残っているので、二度目のゴミ除去です。今度は湯煎でとかしてから、もっと目の細かいフィルターで濾します

紙コップやペットボトルに入れます。これで固まれば完成です

合計1,100g抽出ができました。時価で言うと4万円分くらいです。売りませんけどね。

切ってお刺身のように並べてみました。おいしそうでしょ?食べても害はないですがおいしくはないです。蝋なのでいっぱい食べると下痢をします。

かなりハチミツの成分を含んでいるミツロウなので、よい製品ができそうです。数回の試作を経てから、このミツロウで本格生産に入ります。お楽しみに!

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