日本蜜蜂が死滅している話を皆さんはご存知でしょうか?各地でこのような被害があることを間接的に聞いてはいましたが、どことなく対岸の火のように思っていました。ところが、、、

親父の友人で割と大規模に日本蜜蜂の養蜂をやっている方から「全滅した!」という連絡が入りました!

恐るべしアカリンダニ

私のところから10kmほどなので駆けつけてみると、やはり少しだけ残してあとは全滅とのこと。その少しも分蜂できるほどの勢いはないのでほぼ死に耐えると思われます。

※残念ながら場所は明かせません。写真も掲載できません。

原因はミツバチに寄生する小さい小さいダニで「アカリンダニ」だと言っていました。秋口に症状がでたら一気にダメになり全滅したとのこと。おー怖!

Tracheal_mite_-_Acarapis_woodi
出典wikipedia
このダニは許せない!何が許せないってよりによって大好きな女優さん(早見あかり)の愛称と同じだなんて絶対に許せない。

91uTnBJauEL
あかりんこと早見あかりさん。早見あかりさん。(日本蜜蜂とは関係ありません)写真集「Twenteen」好評発売中(amazon)

ハチが放射状に死んでいたら要注意。このダニに寄生されています。小さいので蜜蜂の気管に入り込み、それが周りにどんどん広がり、最後にはミツバチは一定距離しか動けなくなり、なので巣の外に放射状に死んでいくのだとか。

下痢便

また初期には巣の入り口が汚れるそうです。、、、って、うちの巣箱も入口が汚れている!

2017-01-21_17-01-33_258

これはもしかしてアカリンダニか!!?そうなのか!?全滅するのか!?この写真を頼れる仲間が集まるSNSに掲載したところ、どうも下痢便ではないかとのことでした。何らかのウィルスにはやられているけどアカリンダニじゃないそうです。ミツバチも下痢をするんだ!って初めてそこで知りました。取り敢えずほっと胸をなでおろした次第。

アカリンダニの有効な対策がまだ確立されていないそう。メントールが効くという話もありますが、詳しい処方とかが分かりません。噂レベルの話。明日は我が身。いつまで養蜂が続けられるのか分からなくなりました。

3 thoughts on “忍び寄る全滅の恐怖

  • 2017年1月23日 8:52 AM
    パーマリンク

    う〜ん、そんな恐怖が有るんだ、此れは、もしかして最近の事かしら過去いつ頃からこの様な事が、

    以前からこの様な事が有ったのでしょうか?

    西洋ミツバチには、寄生しないのでしょうか?

    日本蜜蜂が最近居なくなっていると聴いたのは此れが原因なの?

    ダニは、もともとから、日本に存在していたものでしょうか?

    返信
    • 2017年1月23日 11:50 PM
      パーマリンク

      どうも最近海外からやってきたみたいです。長野県で数年前に発症が確認されて瞬く間にひろまったという噂です。

      日本では不思議と西洋蜜蜂には寄生例はないようです。日本の西洋蜜蜂は完全生産管理されて、薬剤も投与され、養蜂場には除菌してから行くという徹底ぶりなので感染が防げているのかもしれません。単なる私の推測ですけど。

      日本蜜蜂がいなくなった原因はこのダニでのようで、日本蜜蜂養蜂家ならだれでも知っている有名な病気です。

      返信
  • ピンバック: にほんミツバチ壊滅状態(静岡県西部地区) – うじはらファーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です