一般的に購入できる西洋ミツバチの蜜蝋でも良質なリップクリーム(※自分用)ができるのかと思い、日本 vs 西洋ミツバチで蜜蝋のみ違うリップクリームを作ってみました。
蜜蝋外観
日本蜜蜂の蜜蝋は私が抽出したもの。西洋ミツバチの蜜蝋は(前にも登場した)長坂養蜂場から購入しました。純粋な蜜蝋なことは長坂さんに確認済みです。
日本は濃い黄色で、西洋は白っぽいです。
日本には若干ゴミが残っています。フィルターかけても完全には取り切れなかった巣の残骸です。
蜜蝋削る
これをナイフで削ってみると
日本蜜蜂は艶が全然違います。切った感じも日本のはすーっと刃が通るのですが、西洋はポロポロします
蜜蝋匂い
日本は何とも言えない匂い。私は好きなにおいです。何に例えるのかわからないですが、大地と太陽の匂いだと思います
西洋は油っぽくて薄荷(はっか)っぽい匂いです。正直私は好きではありません。
リップにすると
蜜蝋以外はすべて同一成分でリップを作ってみました。
ラベンダーを入れたので、西洋の油っぽい匂いはあまりしないです。写真の写し方が悪くてあまり違いが分かりませんが、色はやはり日本のほうが黄色が濃くなります。
使用感
写真だけではうまく伝えられませんが、
全然違います
西洋はつけた瞬間すーっと広がりますがその後の潤いが持続しない感じです。日本のは
ずーっと潤っている感じで肌に浸透しているのが分かります
西洋のも悪くはないですよ。上質な部類にはいりますよ。ただ、日本のを知ってしまうと差が分かります。
12月試作受付中
まだお試しいただいていない方はぜひ試してみてください。12月にもう一度作成する予定ですので予約受け付けています。一本なら無料、二本以降は500円いただきます。同一製法のアロマキャンドルとしてお渡しします。口に塗るのは自己責任でお願いします。
※薬機法により、リップクリームをはじめとした化粧品はたとえ無償でも他人に譲ることはできませんが、自分用なら許されています。
初めまして、梅林さんからとんできました。たいへん興味深い検証でした。とても万人にわかり易く思いました。
ニホンミツバチは稀少ですものね。
私も違う所で取れている蜂蜜を食べていますが、やはり美味しいです。
梅林さんの日野のんも食べました。やはり美味しいかったです。
ハチさんたちにも頑張ってもらって美味しい蜂蜜を造って下さい。
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